ワーホリという選択肢

オーストラリアは日本でもっとも人気のある観光地のひとつです。いちど観光に訪れてすっかり魅了されてもっと知りたい、長く暮らしてみたいと考える人も多いようです。そんな人にオススメの制度がワーキングホリデーです。オーストラリアはビジネスビザの取得が難しい国といわれていますが、ワーキングホリデーのビザの難易度はそれほど高くありません。

オーストラリアのワーホリ制度の特徴はまず申請しやすいこと。日本人の場合はインターネットから申請することも可能です。申請が認められるまでの時間も短く、遅くても48時間以内、早い場合には2~3時間程度で降りることもあるようです。もちろん、これは申請の際にパスポートやクレジットカードなど必要なものをしっかり揃えていることが前提となりますし、念のために時間の余裕を持って申請していく必要があるのは言うまでもありません。

ワーホリによる滞在は通常12ヶ月間に設定されていますが、さらにセカンドワーキングホリデーを取得するとさらに12ヶ月間滞在を延長することができるます。つまり最長で2年間、オーストラリアで働きながら生活を送ることができるわけです。

では費用はどの程度かかるのでしょうか?まず申請のために3~4万円ほどの費用がかかるほか、海外留学保険、現地での生活費などを加えて合計で200万円程度とされています。そこにアルバイトで得た収入を引いた金額があらかじめ用意しておくべき費用となります。現地での収入で違ってきますが、だいたい80~100万円といったところでしょうか。語学力を磨くだけでなく、さまざまな国の人とも交流がもてるオーストラリアはワーホリの魅力的な選択肢といえるでしょう。