IT業界が世界的に成長を続けています。とくに発展途上国からの需要の増大が目覚ましく、先進国の企業が積極的に進出を続けている構図となっています。オーストラリアでもIT関連業界が活況を呈しており、国内企業のみならず外資も数多く事業展開を行っている状況です。
ではオーストラリアでIT関連企業の求人を探す場合にはどのような点を踏まえて置けばよいのでしょうか？最大のポイントは「徹底した実力主義」であること。欧米では当たり前、日本でもその傾向が強まっているわけですが、オーストラリアはとくにこの点が徹底していると言われています。ただでさえIT業界は専門知識が求められるため、未経験の職種への就職は極めて困難と覚悟した方がよいでしょう。
そのため、経験をどれだけアピールできるかが就職活動の際の最大の要になります。日本の企業では「やる気や人間性を重視」といった条件が求人情報に掲載されるケースがよく見られますが、オーストラリアではほとんどないと見てよいでしょう。あるとしたら日系企業くらいです。客観的に求められる役割をこなせるスキルを備えているかどうか、求人内容の見極めと自己アピールが必要となります。
このように、オーストラリアのIT業界では未知の分野に飛び込むのではなく、すでに身につけたスキルを活かすことを前提にした就職活動が求められます。できれば海外の転職に強い人材紹介会社を活用し、キャリアコンサルタントのサポートを得ながら自分を正しく評価し、活躍の場を認めてくれそうな求人を選んでいける環境を作っておきたいところです。
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